済州島(チェジュ島)交通案内 #チェジュ島のバスの乗り方紹介
今日はチェジュ島の「バスの乗り方」をまとめてお届けしたいと思います!ソウルや釜山などと違い、チェジュ島には地下鉄はないため、旅行者にとってはバス、タクシー、レンタカーなどが主な交通手段となります。
でも、外国でバスを利用するのはちょっとハードルが高いと思われる方もいらっしゃるはず!そんな方のために、チェジュ島のバスについてご説明したいと思います^^
チェジュ島のバス
チェジュ島のバスは、2017年8月に大きく改変され、バスの台数や運行数、停留所などが増え、チェジュ島内をより早く便利に移動できるようになりました。
また、全バスに無料wifiが完備され、主要な停留所や観光地では外国語でのアナウンスもされるなど、サービス面も向上しました。
チェジュ島のバスには大きく3つの種類に分けられ、色と番号で区別されています。
■急行バス[赤]:島内の主要な地点を結ぶ路線(급행버스)
・バスの番号が100番台
・現金一律3,000ウォン/交通カード利用で2,000~3,000ウォン
■幹線バス[青]:都心部と郊外を結ぶ路線(간선버스)
・済州市内は300番台/西帰浦市内は500番台/両市をまたがる路線は200番台
・一律1,200ウォン(交通カード利用で50ウォン割引)
■支線バス[緑]:特定地域内を回る路線(지선버스)
・済州市内は400番台/西帰浦市内は600番台/町村内を回る路線は700番台
・一律1,200ウォン(同上)
※済州市はチェジュ島の北側、西帰浦市はチェジュ島の南側です。
この他に、チェジュ島の東西の観光地を循環する「観光地循環バス(黄色/800番台)」、済州市内/西帰浦市内の観光地を巡る「シティツアーバス」、空港から西帰浦・中文観光団地を結ぶ「空港リムジンバス(600番)」などがあります。
*観光地循環バス、シティツアーバスについてはこちら↓
ここでは、急行バス・幹線バス・支線バスについてもう少し詳しく見てみましょう。
急行バス【급행버스】
赤色の急行バスは、島内の主要な地点を結ぶ路線で、全12路線あります。済州国際空港と済州バスターミナルから出発し、乗換停留所などの主要な地点を経過して、西帰浦バスターミナル・城山港・表善・南元・モスルポ・中文などに向かいます。
料金は現金の場合は一律3,000ウォン。交通カードを使えば20kmまで基本料金2,000ウォンで、5km毎に200ウォン追加され、最大3,000ウォンまでかかります。
全ての路線が済州国際空港と済州バスターミナルを通り、目的地まで1時間以内で到着します。チェジュ島の各地へ早く移動するのに便利なバスです。
幹線バス【간선버스】
青色の幹線バスは、都心部と郊外を結ぶ比較的長い距離の路線です。済州市内を走る「済州幹線バス」は300番台、西帰浦市内を走る「西帰浦幹線バス」は500番台、済州市と西帰浦市にまたがって走る「一般幹線バス」は200番台となっています。料金は一律1,200ウォンです。
支線バス【지선버스】
緑色の支線バスは、特定地域内を回る比較的短い路線です。済州市内を走る「済州支線バス」は400番台、西帰浦市内を走る「西帰浦支線バス」は600番台、各市の町村内を回る「邑面(ウンミョン)支線バス」は700番台となっています。町村内を回る700番台のバスは、非常に本数が少ないので、ご利用はおすすめしません。料金は、幹線バス同様一律1,200ウォンです。
バスの乗り方
おおまかなバスの種類がおわかりいただけたでしょうか。次は、実際のバスの乗り方についてご説明します。
幹線バスと支線バスの料金は一律1,200ウォンですが、「交通カード(T-moneyカード)」があれば50ウォン割引され、1,150ウォンで利用できます。
乗車口にあるカードリーダーにタッチすれば「ピッ!」と音がして支払いOKです。
また、交通カードを利用すれば、乗り換えたバスでの料金が発生しません。バスを下車してから40分以内に次のバスに乗り換えれば、無料で利用できます。
割引を受けるためには、乗車時と下車時に昇降口にあるカードリーダーに「ピッ!」とするのをお忘れなく!(※乗車口はバスの前方、降車口は中間にあるのが一般的です)
交通カード(T-moneyカード)はコンビニで購入&チャージが可能です。カードの料金は2,500ウォン、チャージは1,000ウォンから可能です。
バスの調べ方
バスの種類、乗り方まではわかったけれど、目的地までのバスを調べるにはどうしたらいいの?となりますよね。そんなときに便利なのがアプリです。
「Kakaomap(카카오맵)」や「Naverマップ(네이버맵)」は出発地点から目的地までのルート検索をすれば、バスでの移動方法を見ることができます。Kakaomapは英語、Naverマップは日本語での表示もされます。
ただ、このアプリではバスの時刻表は調べることができません。現在の時刻を基準に、利用するバス停に「何番のバスが何分後に到着するか」は表示されるのですが、バス停ごとの各路線の時刻表は見られません。
時刻表を確認するには、済州バス情報システム(제주버스정보시스템)のHPに入り、路線ごとの時刻表(バス運行時間表)をエクセルファイルをダウンロードして見なくてはならず…これは一般の人には無理だと思います(涙)。
そこで活用していただきたいのが、済州観光情報センターの 日本語チャットサービスです!!
済州観光公社が運営する済州観光情報センター「日本語チャットサービス」では、チェジュ観光に関することなら何でもお答えいたします!
「◯◯に行きたいのですが、どの停留所で何番のバスに乗ればいいですか?」
「☓☓のバス停に△△番バスは、何分おきに来ますか?」
などなど、バスの乗り方や時刻についてのご質問にも、わかりやすく丁寧にご案内しますので、ぜひぜひご活用ください!年中無休で9:00~18:00までご質問にお答えいたします!
★チャット接続はこちら ⇨ http://visitjeju.net/u/1MH
バスに乗る際のヒント
最後に、バスに乗る際のヒントをいくつかお伝えしたいと思います♪
乗りたいバスが近づいてきたら手を挙げる
韓国のバスはバス停でただ待っていると、通り過ぎてしまうことがあります。いくつかの路線が通っているバス停では、乗りたい番号のバスが近づいてきたら、手を上げて合図をする必要があるので、要注意です!
不安なときは運転手さんに聞いてみる
詳しく調べていっても、英語や日本語のアナウンスが流れても、知らない土地でバスに乗るのはやはり不安なもの。そんなときはぜひ、乗車する際にバスの運転手さんに聞いてみてください。
韓国語がうまく話せなくても、目的地だけ伝えるだけで十分です。間違ったバスに乗ろうとしていたら教えてくれますし、運転席の近くに座って目的地に到着したら知らせてもらえるように頼むのも良いでしょう。
目的地をメモした紙を見せるだけでもOK!勇気を持ってチャレンジしてください^^
降りるときには降車ボタンを押す
バスを降りる際には、目的地のバス停の名前がアナウンスされたあとに、座席近くにある降車ボタンを押せばOKです。到着する少し前に座席を立ち、降車口前で待つのが一般的です。
バスとタクシーをうまく使い分ける
チェジュ旅を便利に楽しむには、バスとタクシーの使い分けがポイントです。バスの運行台数が多く、乗換なしで行けるところはバスに乗り、バスでのアクセスが不便なところはタクシーを利用するなどして、効率的に回れるようにスケジュールを組んでみてくださいね!
★「済州市バスターミナル」についてはこちらの記事をご覧ください↓↓
★レンタカーについてはVISITJEJEJUの「交通情報案内」で詳しくご紹介していますので、参考になさってみてください↓↓
★「済州国際空港」の紹介記事も合わせてどうぞ!↓↓
チェジュ島のバスの乗り方、おわかりいただけたでしょうか?
ちょっとハードルの高いバス旅ですが、上手に使い分けて、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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済州観光について知りたいことがあれば、済州観光公社が運営している済州観光情報センターをご利用ください!日本語で電話やチャットでのお問い合わせが可能です^^
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