寒いときに食べたくなる温かい麺料理！今回は「カルグクス(칼국수)」の美味しいお店を2回に渡ってご紹介したいと思います☆
「カルグクス」は、きしめんのように平たい形の麺のこと。「ククス(국수)」は麺を意味し、こねた生地を包丁(칼：カル)で切って作ることからこのように呼ばれます。
一般のククスよりコシがあり、シコシコとした食感が魅力のカルグクス！寒い季節には「お昼はカルグクス食べに行こうか！」と気軽に食べに行くメニューです♪
第1弾は、終達里(チョンダルリ)にあるこちらのお店をご紹介します！
へウォルジョン【해월정】
終達里(チョンダルリ)にある「ヘウォルジョン(해월정)」は、カルグクスが美味しい人気のお店。城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)から車で15分ほどのところにあります。
店内にはテーブルも多く、窓の外には海も見えます！
メニューはムルフェ(刺し身入り冷製スープ)、クボガイのお粥、クボガイのカルグクスのほか、刺し身、カップルセットなどがありますが、一番人気は「クボガイのカルグクス(보말칼국수)」！
クボガイは馴染みのない方も多いかもしれませんが、チェジュ島でよく食べられる小さな巻き貝のことで、チェジュでは方言で「ボマル(보말)」と言います。標準語では「コドゥン(고둥)，コドン(고동)」と言いますが、あまり食べる機会はないそうです。昔、チェジュ島が貧しかった時代に、小さな巻き貝でも食用にと食べ始めたのが始まりだとか。でも、これがなかなかの珍味で、今ではチェジュ島の郷土料理の一つとして定着しました＾＾
こちらがクボガイのカルグクス！真ん中にのっているのがクボガイ。スープにもクボガイが使われているんですよ＾＾
他のお店では器によそわれて出てくるのが一般的ですが、こちらでは鍋で出てきて、目の前でグツグツ煮込みます。寒い冬にはぴったりですね♪
基本のクボガイのカルグクスは1人前10,000ウォンですが、タコ(＋8,000)・ウニ(＋5,000)・アワビ(＋5,000)の入ったバージョンもあります！（写真はウニです♪）
グツグツと煮えてきたら食べられます。麺が固まらないように時々混ぜてくださいね！
仕上げにウニを投入！わお、なんて贅沢なんでしょう☆
さっそくお皿に取り分けていただきましょう！
クボガイの味がよく出ているスープは、コクがあって美味しいです。ウニとわかめも加わって海の香がします！麺はコシがあって食感も良く、クボガイのスープがよく絡みます。
海を眺めながら、チェジュ島ならではのクボガイのカルグクスを召し上がってみてくださいね～＾＾
へウォルジョン【해월정】
住所：済州市 旧左邑 ヘマジ海岸路 2340（제주시 구좌읍 해맞이해안로 2340）
電話：064-782-5664
時間：8:30～19:00（第2木曜定休日）
最寄りのバス停「トゥムン浦ノリンダン(두문포 노린당)」から徒歩8分。
支線バス[緑] 711-2番 ※本数が少なく、バスでのアクセスは不便です。
＊済州市内からタクシーで1時間程度、城山日出峰から15分程度
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